目次
こんにちは。
この度当塾代表が、
高等部で国公立クラスの開設に伴い、
数学担当をさせていただくこととなりました。
それに伴い、改めて当塾代表の自己紹介と、
母校である兵庫県立大学、
その中でも環境人間学部の紹介を
させていただきたいと思います。
国際商経学部などについては
高等部ブログをご参照ください。
自己紹介
名前:原田 凌太
学歴:高槻高等学校 卒
兵庫県立大学 環境人間学部 卒
指導可能教科:中学生 → 5教科
高校生 → 数学・生物・英語
個別指導塾にて
中学・高校生をメインに指導を行ってきた後、
2019年より中等部の代表講師、
高等部の主に数学担当をさせていただいています。
出身高校は、
加古川の方にはあまり馴染みがないかもしれませんが、
白陵高校と同じくらい、
と考えていただければと思います。
私自身、
今までの受験がすべて成功であったかと言われれば、
お恥ずかしながら、そうとは言えません。
だからこそ、
志望校に合格できた時の喜びも知っていますし、
不合格となってしまった時の
悔しさもよく知っています。
喜びで受験を締めくくるため、
皆さんの受験成功・成績UPのため、
全力で指導させていただきます。
勉強が苦手・何から手をつければいいかわからない…
など色々と悩みや不安はあるかと思います。
そんな時は当塾にお任せください。
どういった勉強をしていけばいいか、
まずやるべきことは何なのかを明確にし、
成績を上げるための土台をつくらせていただきます。
また、高等部におきましても、
自身の経験なども踏まえて、
国公立クラスなどの数学をメインに
指導していきますので、
今後とも当塾をよろしくお願い致します。
出身である環境人間学部について
環境人間学部ですが、比較的珍しい文理共通学科です。
以前の記事でも書かせていただきましたが、
文系型で入学、理系型で就職
なんてこともできてしまう学部です。
特に文系型受験では、
数学はⅠAのみ、
理科も基礎科目のみで受験可能なので、
理系科目が苦手だけど専門職に就きたい…
といった人にもお勧めできます。
また、珍しいところでは
保健・体育の教員免許(中・高)
が取得できるという点も魅力です。
コース分けが行われるのも2年次からであるため、
まだ何をしたいかが決まっていない、
という人にもお勧めできます。
①環境デザイン系
環境デザイン系は、
この学部内における理系コースです。
自然環境・環境科学や
建築学系の科目がメインとなります。
理系らしく実験や製図なども行っていくため、
他のコースとは系統が大きく違います。
このコースでの学習を終えると、
二級建築士の受験資格が獲得できる
ため、建築士の道を目指す人が多いのも特徴です。
また、進む研究室によっては、
情報処理システムの作成や、
シミュレーションを用いた解析などについても学べ、
プログラミングの技術を磨くこともできます。
私自身、大学時代の専攻は、
プログラミングを用いた
ゲーム理論のシミュレーションでした。
その他にも化学材料や気象、
生物の生態について学ぶこともでき、
多岐にわたる理系分野から専門分野を選択できます。
「プログラミング」と聞くと
THE・理系といった感じがするため、
文系の方からは敬遠されがちですが、
高校数学などが必須というわけではありませんし、
大学から学び始める人が大半なので、
意外とハードルは低めです。
主な進路には、
建築士、インテリアデザイナーなどの
デザイン系はもちろん、
システムエンジニアや、
情報関連の職種なども挙げられます。
実際文系出身で
エンジニアや建築士になった人も多くいるので、
理系職に就きたい方にはおすすめのコースです。
②人間形成系
人間形成系では、
主に保育・教育や、
人と人とのコミュニティ形成について学びます。
このコースは保育園や子育て支援の現場に出ての
フィールドワークが多いのが特徴です。
また、実際の現場の方の講演を聞く機会も多く、
座学だけにとどまらない学びが可能なのが魅力です。
立ち位置としては、
教育学部や社会福祉学部などに近い立ち位置です。
しかし、保育士の養成課程や、
福祉学の指定科目を学ぶわけではないため、
卒業しただけで資格取得や、
受験資格が得られるわけではないことには
注意が必要です。
進路としては主に教育関連が挙げられます。
教員免許自体は
中・高の保健体育しか取得できないため、
塾や学習支援機関への就職が多くなります。
③社会デザイン系
社会デザイン系では、
人間形成系と同じく、
人と人とのコミュニティ形成を学びます。
異なるのは、
都市・農村や地域社会のつながりに焦点を置くため、
マクロな視点からのコミュニティがメインとなります。
そのために必要となる、
行政・政策についても学ぶことが可能です。
実際の農村地域へのフィールドワークも多く、
現場の状況を自分の目で見て、
過疎化など、農村地域の問題についての解決策を
考える機会が多く設定されています。
また、このコースの学生は、
様々な学生団体に所属している人が多く、
自分で考え、計画・実行する機会に
恵まれやすいのも特徴です。
まちづくりについて学び、地元を良くしていきたい
といった考えの方にはお勧めのできるコースです。
進路としては、
農協などの団体や、観光業、公務員が主となります。
大企業に就職、というよりは
地元に就職といった考えの人が多いことも特徴です。
④国際文化系
国際文化系は、
英語などの言語学習がメインとなります。
国際商経学部がどちらかいうと、
外国語学部+経済・経営学部に近いのに対して、
このコースは文学部+国際学部に近い立ち位置です。
英語・ドイツ語・フランス語文学や、
その言語圏における文化はもちろん、
移民問題や文化衝突などの、
国際的な文化問題について学ぶことも可能です。
現代社会における重要課題である、
多文化共生に専門を置くゼミもあり、
グローバル化がすすめられる中で必要とされる、
広い視を身につけることを目標としています。
文学作品、となると難しく感じるかもしれませんが、
神話や聖書などの、
少し身近なテーマについても学ぶことができるため、
そういったことに興味がある人にはお勧めです。
国際商経学部と違い、
カリキュラムに留学が組み込まれているわけではないので、
その点には注意が必要です。
ただし、短期ではありますが、
留学自体は希望者には実施されていることがありますので、
文化を学び、学んだ知識を実際に体感しに行く、
なんてことも可能です。
進路としては、
観光業や、国際的な活躍ができる企業
(外資系・総合商社など)が
主として挙げられます。
同じ外国語をメインに取り扱う学部ではありますが、
国際商経学部とは学ぶ内容が大きく違うため、
国際系を学びたい方は是非見比べてみてください。
⑤食環境栄養課程
食環境栄養課程のみ、
入学試験の段階でコース分けが行われます。
理系型でしか受験できないため、入試科目には注意が必要です。
名前の通り、栄養士の育成過程であり、
課程修了時に
栄養士の資格が取得可能
で、同時に
管理栄養士の受験資格
も得られます。
他のコースと違い、
1年次から栄養学などの専門科目を学びます。
2年次からは様々な実験や調理実習も行います。
他にも、
食品会社や工場へのフィールドワーク、
病院や保健所での実習などの機会が
多く設けられています。
また、面白い授業内容としては、
学食のメニューを考案し、
実際に学生が作り、提供する
といったことも行っています。
作る側、食べる側の両方の学生からの評判も良く、
楽しみつつ実践的な授業が行えます。
その他にも、学外の飲食店と協力して、
メニューの考案などを行っている学生団体もあり、
在学中から様々な経験をつめることが魅力です。
進路としては、
病院などの医療施設や、食品関連企業、
給食施設や栄養教諭が挙げられます。
他にも、スポーツ栄養の分野に進む人や、
大学院へ進学する人もいるなど、
様々な分野での活躍が見込めます。
まとめ
環境人間学部は、
名前からは何を勉強するのかが想像しにくいため、
あまり有名な学部ではありませんが、
様々な分野の学習ができることが大きな魅力です。
理系コースや食環境栄養課程に進めば
専門職への就職も可能なため、
文系に進んだものの、
手に職をつけたい、とか
安定志向を持った方にはお勧めできます。
受験科目も、二次試験は
英語・数学ⅠA・国語の総合問題
であるため、
科目も少なく目指しやすいのではないでしょうか。
公立のため、学費も安いので、
進路に迷っている人たちは
是非選択肢に入れてみてくださいね。
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