こんにちは。
今日は受験間近の人たちより、
中学1・2年生向けになります。
もちろん中学3年生にも有効なので、
勉強に行き詰っている人は試してみてください。
何よりも優先するべきこと
定期テストや模試などで、
「大問1で失点している」「計算ミスが目立つ」
という人は毎日5~10問でいいので
計算練習をしてください。
どうしても数学を勉強するとなると、
応用問題を解くことに走りがちです。
しかし、数学において、
何よりも厳禁なことは計算ミスです。
兵庫県の高校入試は、
基本計算の部分で20点以上を占めます。
ここがしっかりできて、
初めて数学のスタートラインです。
「簡単だし今更…」だとか「面倒だし…」
とか言わずにやってくださいね。
どんなに難しい問題も
正確な基本計算に
支えられている
ということは肝に銘じておいてください。
次に実践すること
さて、実際に問題を解いていこう、
となった時に行き詰まるのは、
文章題などの応用問題になるはずです。
この際に行ってほしいことは、
必ず図・グラフを描くこと
です。
図やグラフを描くことによって、
問題の状況整理のしやすさが大きく変わります。
たとえ、問題集などに図が与えられていても、
自分で描いてみることをお勧めします。
この時のポイントは、
図は大きく・丁寧に
です。
「ノートがもったいないから…」といって、
ちっちゃくノートの隅に描くことはやめて、
思い切って大きく描いてみてください。
と、ここまでなら実践している人も多く、
「そんな事今更…」とか、「なんだそんなことか」
と思う人も多いと思います。
ただし、
図やグラフを描いたぐらいで満足している人は、
正直甘いです。甘すぎます。
じゃあ何が足りてないの…?
足りていないこと。
それは、
わかっていることを
全て図に書き込む
ということです。
これを見て、
「そんなことすでにやってるし…」
とか
「やってるけどできないし…」
と思った人こそ、できていないことが多いです。
すでに実践している人は、
「確かにそうだ」と思うはずです。
(そうじゃなかったらごめんなさい。)
こんな事当たり前だ、と感じるかもしれません。
でも、本当に実践できていますか?
すでに条件で与えられていること、
自分がすでに導き出したことを
本当に漏れずに書ききれていますか?
正三角形と言われたら、
「すべての辺の長さが等しい」以外に、
「全ての内角が60°」ということまで
書き込めていますか?
書き込めている人は素晴らしいです。
煽りをいれて申し訳ありません。
「そこまでは…」という人は、
これから書けるように練習しましょうね。
これをするだけで、
「今どこの条件が分かっていないのか」、
「そこから次に何が分かるのか」
を見つける速度がぐんと上がります。
だまされたと思って、
ぜひ実践してみてください。
他には…?
さっきまでの内容は、あくまで
図形問題や、グラフが描けるような
関数に活用できることです。
連立方程式の文章題などには
少し活用しづらいかもしれませんね。
そういった問題に関しては、
わからないものを文字で置く
これは鉄板ですね。
実践している人がほとんどだと思います。
この次にやることは、
問題通りに式を立てる
です。
すごく当たり前のことです。
でもこれが案外難しい…。
連立方程式は
総量(距離・全体数など)
||
1つ当たりの量(時速・値段など)
×
その数量(時間数・個数など)
で求められることが大半です。
学校で習う
「みはじ(道のり・速さ・時間)」と一緒ですね。
言われてみれば当たり前なんですけど、
気づかない人が結構多いんです…。
文章中に出てきた数字が、
この式のどこに当てはまるのか
を考えるだけで式が立てられることが多いので、
是非実践してみてください。
当たり前なことを
無意識にできる
このレベルまで昇華させることが大切です。
最後に
何点か数学を解くにあたっての
ポイントを書かせていただきました。
今回の内容がすべてできている人は、
演習を積めば数学が得意になるはずです。
自信を持ってください。
「これできているけど、それでも解けない…」
という人は、
一度当塾まで体験授業を受けに来てください。
お悩みを解決してみせましょう。
数学は、
物事を色々な側面から見る練習になる科目です。
今のうちに対策をしておけば、
高校生・大学生・社会人になった時、
きっと自分を助けてくれます。
高校入試までしか使えないような、
使い捨ての数学だと、
大学入試の時にもう一度苦労することになります。
そうなりたくないと感じる方は、
是非当塾に通ってみてください。
高校合格はもちろんのこと、
その後の将来、
最低でも大学入試までは使える数学
をお教えします。
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