こんにちは。
今年ももう残り数日となり、
私立入試まで約50日
公立入試まで約70日

いよいよ受験も目前に迫ってきました。

ここからは今までのような長期目標ではなく、
短期スパンで目標を立て、
確実に自分の苦手をつぶしていく必要があります。
今回は年内に最低限片付けておきたい内容を
紹介していきたいと思います。

最優先でやっておきたいこと

どの科目においても
最優先事項は圧倒的に基礎内容です。
兵庫県の入試の問題性質上、
加古川東を狙う人以外は
基礎内容の徹底だけで
志望校合格は勝ち取れます。

英語

年内に絶対に済ませておくことは
単語・語彙力の強化です。
今回は教育委員会発行のはば単を基準にしていきます。

学校によって1700、2500の
どちらを使用しているかは分かれますが、
単語力に自信がない、という状態の人は
まずは1700を完璧にすることを目標にしてください。

1700となると多く感じるかもしれませんが、
5~6割はめちゃくちゃ簡単な単語や固有名詞なので、
実質700個ぐらいですね。
「冬休み期間中には何が何でも完成させる」
ぐらいの勢いで臨んでください。

単語がしっかりできている人は文法。
これの強化ですね。
全部は無理でも、この単元だけは…!
と決めて仕上げることをお勧めします。
個人的なお勧め単元は
「不定詞」「関係代名詞」「文型」
のあたりです。

特に
関係代名詞 or 疑問詞 や、
to不定詞 or 前置詞 の見分けは
かなり正確に理解していないと
並び替えなどでは間違えてしまいます。

文型は文法が苦手な人こそ必須単元。
これさえできれば
並び替え問題の8割程度は
対応できるといっても過言ではありません。
これは名詞だからこの場所、
この動詞は後ろにこの形が続くから…
と根拠まで言えて初めての理解です。

絶対になんとなくで終わらせないでください。

下手になんとなくで正解して、
できると勘違いするぐらいなら
やらない方がマシなレベルです。
本番に足をすくわれないためにも
しっかりと基礎を固めておきましょう。

数学

数学も基礎を徹底なので、
まずやることは模試や入試問題の
大問1のような小問集合を使って
公式忘れがないかの確認
が最優先です。

兵庫県の数学は難易度が
文系科目よりも高い傾向にあるので、
平均点が低くなります。
だからこそ、基礎を徹底して
取るべき部分を取るだけで
十分に目標点数に届くことができます。

年末年始は基礎内容以外やらない!
ってぐらい割り切ってでも
確実にしてください。

ただ、速さの問題や連立方程式などの
文章問題系は大問1にいないので、
模試などの各大問の(1)(2)などを使って
網羅する必要があります。

英語と比べると、
志望校が加古川西~加古川北なら
基礎しか演習しなくて十分なレベルなので、
少し力をぬいてもいいかもしれません。
模試や過去問で60点程度を
取れるようになっていれば上出来
です。

60点に満たない人は
圧倒的に基礎力が足りていないことの証明なので、
どんなに低くても
冬休み中に50点は取れるようにしてください。
50点取れないのに頭の良し悪しは全く関係ありません。
ただやったかやっていないかの違いだけです。

他科目は??

もちろん他科目も重要なので、
英・数のみで大丈夫!とはなりませんが、
優先順位は英・数の方が圧倒的に上になります。

私立入試に使う科目なので、
できるようになる期日が1ヶ月早いですしね。
理・社は暗記科目のため、
最後に一気に追い上げもできるので
今は英・数の方優先してください。
理・社は毎日1時間程度触れておく
忘れもしないため少し安心です。

もちろんこれは英・数がピンチな人に向けてなので、
ある程度基礎がしっかりしてる人は
他科目もしっかり勉強してくださいね。

※国語は短期で詰め込む科目じゃないので、
「毎日1つ長文を読む」などでコツコツやってください。
その際は丸付けして終わり!じゃなくて、
解説までしっかり読み込んで、
どう捉えるべきだったかの確認までしておきましょう。