お久しぶりです。
2ヶ月ぶりのブログとなります。
夏休みも終わり、
休み明けテストの結果も
返却されきったかと思います。
体育大会等も終わり、
一段落着いたのではないでしょうか。
夏休みに勉強を
頑張れた人はその調子で、
頑張れなかった人は心機一転、
勉強に取り組んでいきましょう。
今回はタイトルの通り、
2学期以降の数学への取り組み方、
特に数学が苦手な人は
今何をしておくべきかについてです。
中学生
中学1年生
方程式の文章題、比例・反比例
をメインとして扱います。
1学期の計算分野が苦手な人、
夏休みに計算練習をしなかった人
は危険信号です。
文章題では、
自分で状況を理解➡式を立てる
の作業が必須となります。
計算を苦手としている状態のままでは、
先の見通しが立たないため、
式を立てることが一気に困難になります。
比例に関しては、
中学数学の中核を担う
『関数』分野の入り口です。
方程式の知識は身についている
前提で話が進んでいきますので、
方程式で躓いていると、
完全に取り残されてしまいます。
計算力に不安が残る、
方程式の基本計算で間違える
という人は、
今すぐに計算練習を始めてください。
中学2年生
メインで取り扱う単元は、
一次関数となります。
一次関数は、
中学数学における山場であり、
この分野で数学が
一気に苦手になる人が増加します。
1年次に習った比例分野、
2年1学期に習った連立方程式の
考え方を基本とするため、
忘れている人は早急に思い出してください。
- 比例の一般式 y = ax の a が
何を表しているかわかっていない - 比例のグラフが描けない
- 連立方程式の基本計算で未だに計算ミスをする
上記の人は危険信号です。
今までのまま過ごすのではなく、
何かしらで勉強環境を変えていきましょう。
中学3年生
二次関数→相似
の順番で進んでいきます。
中3は2学期の内申点で
ほとんど確定してしまうため、
この時期が一番の踏ん張り時です。
逆にこの時期に頑張れないのであれば、
第一志望は諦めてください。
二次関数を解くには一次関数、
相似を解くには今までの図形の
全知識が必要になります。
また、今まで以上に
図やグラフを描かなければ
解けない問題が増えてきます。
現段階で、
が徹底できていない人は、
早急にこの癖をつけてください。
進度的には、
2学期中に3学期内容もある程度進めて、
後半からは過去問演習に入るのが理想です。
受験まで残り半年、
受験生として気合を入れ直しましょう
高校生
高校1年生
北高は二次関数の後半、
ひがはり、西高は三角比
の分野がメイン範囲となります。
二次関数は、
高校数学における最重要単元です。
特に場合分けを用いた解法や、
グラフの決定などの分野は、
今後の単元にも大きく活用していきます。
三角比は数Ⅰの中でも、
取り扱う公式が多く、
数A範囲である、
図形の性質との融合問題に
発展していきます。
両範囲共に、今まで以上に
図やグラフを描く習慣、
問題文の聞き方から
適切な解法を導く力が必要となります。
北高生は、
- 平方完成
- 連立不等式の解き方
ひがはり、西高生は、
- 中学範囲である、
三平方の定理や円周角の定理 - 二次関数の最大・最小の求め方
は必須スキルとなります。
二次関数・三角比は、
高校数学を勉強していく以上
絶対に逃げることはできません。
などの基本の内容から、
必ず説明できるようにしておきましょう。
高校2年生
文系・理系問わず、苦手とする人が
最も多いと言っても過言ではない、
三角関数がメイン範囲です。
何と言っても、
覚える公式が非常に多く、
複雑な形をしているため、
一気に数学が苦手になる人が出てきます。
三角関数のグラフ、三角方程式、
加法定理、三角関数の合成
などの様々な内容がありますが、
全て高1内容である三角比がベースとなっています。
などの範囲を忘れていては、
解けるものも解けません。
現段階で
これらの解法がすぐに出てこない人は、
手遅れになる前に必ず思い出しておきましょう。
基本がしっかりしていれば、
途中で習う加法定理の応用で
ほとんどの問題が解けるようになるため、
三角関数が一気に得点源に早変わりします。
高校3年生
言わずもがな受験生、
2学期は夏までに復習したことを
活用し続ける演習期間です。
国公立志望の人は、
今が二次試験対策をする絶好の機会。
冬になると共通テスト対策、
共通テスト後は、私立対策
といったように進んでいく中、
二次試験対策は
今しかしっかりと時間が取れません。
マークなら解ける、ではなく
しっかりと記述ができるように
演習していきましょう。
最後に
2学期以降は、
どの学年においても、
数学の得意不得意が分かれる時期です。
公式さえ暗記できれば解けるようになる、
と思っていては、
数学はずっと苦手なまま終わってしまいます。
私がいつも言っていることですが、
- なぜその解き方をするのか
- 答えを出すためには、
どうすればいいのか
を常に考えていかなくてはなりません。
そのために予習が必要な人もいれば、
復習をもっとしていかないと
いけない人もいるかと思います。
1学期に数学に躓き、
2学期こそは…!と思うのであれば、
勉強習慣、考え方、解き方…
何でもいいので、
まず何か変えていくようにしましょう。
自分ではできない…
というのであれば、
相談だけでも構いませんので、
ぜひ一度ご連絡ください。
2学期からは数学を得意に変えていきましょう!
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